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質量分析 タンパク質前処理サービス

質量分析 タンパク質試料調製サービス

サービス概要
プロテオミクス解析に必要なタンパク質の前処理を行います。
※AXIMA-QIT装置は故障のため運用停止しております。

設置場所と担当者
設置場所:東広島 遺伝子実験施設2F測定室(マップ
担当者 :山口信雄(内線3059, mail:nyam[at])

予約・依頼方法
現在は試料調製サービスのみ受け付けております。
都合上「AXIMA-QIT」のページから試料調製サービスをご予約ください。
予約は大学連携研究設備ネットワークより行ってください。
「設備を検索」から「AXIMA-QIT」で検索できます。
料金表

依頼測定のみ

利用形態 学内利用料金 学外利用料金 備考
ゲル内消化 4,400円/回
追加  650円/本
10,000円/回
追加 6,500円/本
1回分には1本分の処理料金を含みます
溶液内消化 2,800円/回
追加  600円/本
6,400円/回
追加 4,500円/本
同上
難溶消化 3,500円/回
追加  800円/本
5,400円/回
追加 4,500円/本
同上
測定はnanoLC LTQ Orbitrap XLを使用しますので、別途装置予約が必要です(担当:網本)。
解析はMASCOT(Proteome Discoverer 2.8)で行われます。
サービス内容紹介

ゲル内消化

CBB染色、銀染色(質量分析対応)したアクリルアミドゲルからタンパク質のバンドを切り出し、
一般的なゲル内消化法で調製を行います。
ゲルあるいはゲル片をお送りいただければ、全ての処理をこちらで行います。
詳細は担当者までお尋ねください。

溶液内消化

100ul未満の溶液に含まれるタンパク質を還元・アルキル化後にトリプシン消化し、脱塩・濃縮します。
網羅的解析(プロテオミクス)に適した方法ですが、界面活性剤、PEGを含んでいるサンプルは測定できません。
どうしても界面活性剤が必要な場合は、PAGE後にゲル内消化するか、質量分析に適合したキットをご使用ください(下記難溶消化参照)

難溶消化

液々交換で除去可能な、質量分析に適合した界面活性剤を含んだキットを用いて液内消化します。
膜画分や不溶化しやすいサンプルの処理に有効です。

その他

ご希望に応じてSDS-PAGEからこちらで行うことも可能です(要別途料金)。
ご自身のラボで前処理を行いたい場合、各種消化法の講習を随時開催しております。
必要な試薬は原価で分譲できますのでお気軽にご相談ください。
脱塩チップ、界面活性剤除去カラム、リン酸化ペプチド濃縮キットなども取り揃えております。

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