細胞外フラックスアナライザー Seahorse XF Pro (Agilent)
装置概要
細胞外フラックスアナライザーは、細胞の主要なエネルギー代謝経路である解糖、ミトコンドリアによる好気呼吸の状態を細胞に対して無侵襲・高感度に経時的計測が可能な細胞代謝アナライザー。設置場所と担当者
設置場所:霞 霞総合研究棟113号室(マップ)担当者 :林 陽子(内線2773, mail:yohayasi[at])
予約・依頼方法
・初回利用時は、操作説明や設備利用方法の確認を実施します。事前にお問い合わせください。・予約制ですので、都度「細胞外フラックスアナライザー使用届」を kasumikiki@ml.hiroshima-u.ac.jp あてで提出ください。
使用届書が受理されなければ使用することは出来ませんのでご注意ください。
届書を受理いたしましたら、施設にて大学連携設備NW予約を入れます。
Seahorse本体の電源をONにする時間が予約開始時間、電源OFFにする時間が予約終了時間となります。
実験開始前日の立ち上げ、保温開始が推奨されます。
料金表
相互利用
機器使用料
利用形態 | 利用料金 |
---|---|
学内 | 850円/プレート |
学外 | 32,850円/プレート |
仕様
モデル:Seahorse XF Proプレート形式:96well
最適なアプリケーション:表現型スクリーニング、同時条件検討、Dose-response試験、浮遊細胞
検出系
O2センサー 励起:532nm,検出650nmpHセンサー 励起:470nm,検出530nm
測定対象は培地中のプロトンと酸素。細胞に蛍光物質が存在しても問題ないが、上記の検出センサーの波長に被る蛍光物質は使用しないこと(データの過大評価につながる)。
実験環境
・P1レベル実験室です。病原性サンプルの取り扱いはできません。・37℃設定以外の温度での培養、測定を希望の方は必ず事前にお問い合わせください(温度によっては実施できない可能性があります。
その他
装置測定に必須な以下の物品は各自用意ください。XP Pro適応のものを用意(詳しくはメーカーカタログ等確認ください)。・FluxPak(センサーカートリッジ、細胞培養プレート、キャリブレーション溶液)
・解析培地、代謝の基質
・キット、化合物
・細胞、センサーカートリッジ水和のための滅菌水
以下の器具については共用しております。
37℃インキュベーター(CO2制御なし)、クリーンベンチ
→装置予約時間内に利用可能です(「細胞外フラックスアナライザー使用届」提出以外の手続き不要)
その他培養器具(CO2インキュベーター、倒立顕微鏡、ウォーターバス、遠心機)
→利用を希望の場合は、別途お問い合わせください。