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高性能ハイブリッド型質量分析システム LTQ Orbitrap XL (Thermo Fisher Scientific製)

Orbitrap

装置概要
オービトラップ型アナライザーを搭載した高精度・高分解能測定用の電場型フーリエ変換MSです。 有機分子,超分子,錯体,ペプチド・蛋白質,糖質,脂質などの有機構造解析にご利用ください。
設置場所と担当者
設置場所:東広島 機器分析J棟 108室(マップ
担当者 :網本 智子(TEL:082-424-2483, 内線:東広島2483, mail:amimoto [at] hiroshima-u.ac.jp)
相互利用(直接測定)について
相互利用を御希望の方へ、初回利用時に試料及び目的に合わせた測定方法をご説明します。
メール等で担当者にご相談ください。
使用資格をお持ちの方は大学連携研究設備ネットワークより予約をお取り下さい。
※平日昼間(9:00-17:00)の最大利用時間は4時間です。終夜測定または週末測定との連続使用は可能です。
依頼測定について
依頼測定の予約は大学連携研究設備ネットワークより行ってください。
依頼測定の申込書は、試料と共に紙媒体で提出される場合には、ご予約時のアップロードは不要です。
□ 質量分析 依頼測定申込書: MS_irai.xls (96kB)
□ nanoLC-MS/MS測定申込書: LTQ_Orbitrap_XL_nanoLCMS_irai.xlsx (51kB)

学内の方へ

こちらのご案内(学内限定)をご確認いただき、試料と申込書を機器分析J棟1Fの受付窓口に提出してください。

学外の方へ

ご利用をご検討の方は、担当者までお問い合わせください。
料金表

相互利用(直接測定)

利用形態 利用料金 備考
学内 学外
平日昼間 500円/30分 1,000円/30分 平日9:00~17:00
終夜(前半) 4,000円 21,000円 月~木・17:00~24:00(7時間一括)
終夜(後半) 4,000円 27,000円 月~木・24:00~翌朝9:00(9時間一括)
週末 21,000円 120,000円 金・17:00~月9:00(64時間一括)
祝日昼間 4,000円 24,000円 祝日9:00~17:00(8時間一括)
オプション:nanoLC 150円/30分 150円/30分

依頼測定

利用形態 利用料金 備考
学内 学外
精密質量測定 1,400円/件 学内は設定なし
通常測定・解析 1,000円/30分 2,000円/30分  
タンパク質同定
(60分分析)
1件目:8,000円/件
2件目以降:3,500円/件
1件目:16,000円/件
2件目以降:7,000円/件
ショットガン解析
(120分分析)
1件目:10,000円/件
2件目以降:7,000円/件
1件目:20,000円/件
2件目以降:14,000円/件

タンパク質前処理サービスについて

タンパク質同定に必要な前処理(ゲル内消化、溶液内消化等)を遺伝子実験棟にて受託しています(担当:山口)。
詳細は、こちらのページをご覧下さい。
仕様

質量分析部

リニアイオントラップ&オービトラップ

質量精度

3ppm以内(外部標準法、オービトラップ)

イオン化法

エレクトロスプレーイオン化法(ESI)、大気圧化学イオン化法(APCI)、 大気圧光イオン化法(APPI)、ナノスプレーイオン化法(NSI)

測定範囲

normal range: m/z 50-2,000、hirgh range: m/z 200-4,000

分解能

7500~100,000 @m/z400

試料導入部

UHPLCシステム: Vanquish Flex UHPLCシステム (Thermo Fisher製)
  • バイナリポンプ、ダイオードアレイ検出器付属
  • LC-MS測定の場合、カラム及び移動相は利用者様にて御準備ください。
  • 備え付けのメタノール(溶媒ライン:B3)はフローインジェクション分析にご利用いただけます。

nanoLCシステム :Ultimate3000 UHPLC nano (Thermo Fisher製)
移動相及びカラムは、タンパク質の酵素消化物(ペプチド)の分析に適した条件にセットアップされています。カラムを詰まらせないように前処理済みのサンプルをお持ちください。