装置概要

細い流路中に細胞を1つずつ流し、それにレーザー光を利用した励起光を照射して生じる散乱光や蛍光の強度と波長から、特定細胞集団の割合を高速で解析することが可能です。

設置場所と担当者

設置場所：東広島　遺伝子実験施設　3F合成分析室１（マップ）
主担当　：山口 信雄（内線3059, mail:nyam[at]）
副担当　：彦坂 智恵（内線4630, mail:tomkata[at]）

予約・依頼方法

予約は大学連携研究設備ネットワークより行ってください。
「設備を検索」から「FACSymphony」で検索できます。
セッティング等確認のため、相互利用・依頼測定を問わず、初回は担当者にご連絡ください。

料金表

相互利用（直接測定）

利用形態	利用料金	備考
学内	1,100円/時間	新規利用者講習（無料）の受講が必須です。 遺伝子組み換え体は登録確認必須。
学外	7,500円/時間	同上

依頼測定

利用形態	利用料金	備考
学内	2,200円/時間	初回はご同席ください。 遺伝子組み換え体は登録確認必須。
学外	11,200円/時間	同上

仕様

【4軸(4 Lasers), 14 colors】
・405 nm  BD Horizon V450[BV450](450/50), AmCyan[BV500](525/50), BV605(610/20),
       BV650(670/30), BV711(710/50), BV786(780/60)
・488 nm  FITC[GFP,Alexa488](530/30), 7-AAD, PerCP, PerCP-Cy5.5(710/50)
・561 nm  PE[YG-PE](586/15), PI(610/20), PE-Cy5.5[YG-PE-Cy5.5](710/50),
       PE-Cy7[YG-PE-Cy7](780/60)
・637 nm  APC[Alexa Fluor 647] (670/30), APC-Cy7[APC-H7] (780/60)
※　375nmはありません

【サンプル】　血球、動物細胞、植物細胞、酵母、バクテリア等
　　　　　　　単離浮遊液で0.3～40 μmまで。浸透圧150mM NaCl相当（生理食塩水）
　　　　　　　※　感染性のサンプルは持ち込めません
　　　　　　　※　ソーティング（分取）はできません。セルソーターはこちら

【導入部】   5ml tube(Falcon, 352052、分譲可)

利用御希望の方は担当者までご連絡下さい。
サンプル調製案内からスケジュール調整までのご案内を致します。
遺伝子組み換え体を解析する場合は、通常の設備利用手続きに加えて遺伝子組み換え実験に関する登録確認が必要となっております。

大学連携研究設備ネットワーク上の装置詳細はこちら
主担当　：山口 信雄（内線4668, mail:nyam[at]）
副担当　：彦坂 智恵（内線4630, mail:tomkata[at]）